ガーデンライフ

純粋

2024-12-23 17:57:14
2024-12-24 12:26:42
目次

野菜が動いて見える。何時からだろう?

そう、あれは初夏の畑。ねぎ坊主を見た時、突然、イメージが浮かんだ。

「スターを夢見る、ねぎ坊主の四コマ漫画」

当時、必死に農作業していた。仕事でも、ボランティアでもない、(押しかけ)研修生。

寒風に吹かれ、土埃にまみれ、雨に濡れ、灼熱の太陽に照らされ、汗まみれ。

この世を去る直前で生き残り、健康に生きたいという、ただその一心で畑に通った。

おそらく、そんな極限の状態と、幼少期から空想癖がシンクロしたのだと思う。

そこから、次々と降ってくる野菜が動くイメージ。歌ったり、踊ったり、笑ったり。

そしてとうとう、虫や土など、畑にあるいろいろなものが動き出した。

脳内でイメージが飽和状態になり、ブログやインスタでアウトプットしてみた。

「おもしろい!」その言葉が嬉しかった。泣きたいくらい、嬉しかった。

特殊な変人だと思っていたけど、もしかしたら、世の中の役に立つかもしれない。

キャラクターにして、動画を作ったら、たくさんの人が楽しんで観てくれるかも?

だけど、私にはスキルがない。学んでも、何が何だかさっぱり分からない。

そうだ!アイデアを話せば、誰かが面白がって作ってくれるかもしれない!!

話しまくっても、返ってくるのはいつも、珍獣を見るような眼差しばかり。

やっぱり、脳内イメージだけかな・・と思った時に、幸運の女神(おっさん)が。

「作りましょう」「作ればいいじゃない」「作りたいんでしょう?」

いや、だから、デジタル苦手で、作れないんです。

「作れる人に依頼したらいいじゃないですか」

絵コンテを作った。でも、イメージを正確に伝えられない。だってイメージだもの。

3日間、悩んだ。悩んで、悩みまくって、ついに決心した。とにかく作ってみよう。

1週間、ただひたすら、イメージを画面に再現することだけに集中した。

そして、出来た作品。幸運の女神(おっさん)が一言「おもしろい!!!」

あれっ?もしかしたら、私、デジタルいけるんじゃね??

そんな時、またもや幸運の女神(FB広告)に出会った。「ADAコース2期生募集」

応募したら、受かった。ビックリした。まじでビックリした。

ほんとにデジタルいくの?いけるの?できるの?プログラミング言語って、宇宙語?

1ヶ月後にはいないかも・・と思いながら、ひたすら課題を作って、提出した。

作りたい、造りたい、創りたい。ただその一心。

気が付いたら卒製制作。玉菜が話している。画面越しに、確かに話している。

スキルは、まだまだ初心者。「僕、笑っちゃいます」レベル。

だけど、脳内イメージを観える化して、届けたい人がいる。笑顔を届けたいと思う。

ひたむきに、まっすぐに。それはもはや、私のプリンシプルなのかもしれない。

原点の作品。この時の気持ちを、すっと忘れずにいたい。

https://youtu.be/K1DJBIiGtVk

この記事を書いた人

さくら